自分との関係

ありのままの私でいてはいけない理由。

こんにちわ。
大野純子です^^

さっそく、質問です。

 

『ありのままの私でいてはいけない。
なぜなら、私は○○○○からです』

 

あなたにとって、○○○○は何が入りますか?

少し、考えてみてくださいね。

大野のありのままではいてはいけない理由。

 

ちなみに、私は
「ありのままの私ではいけない。なぜなら、私は優しくないからです。」
となりました・・・・

私、まだ自分は優しくないと思っていましたよ。

だから、ありのままの私でいたら、優しくないことが露呈してしまう・・・・

バレたら大変だから、ありのままでなんかいられない!!

ということになってしまうのですね。

周りの人はみんな、純子は優しいって、ちやほやしてくれるのに・・・笑

自分が、優しい自分をまだ許せていないんだなぁ。

いや、優しくあってはならないと思っています。
優しいはずがないと。

本当は、一番優しくしたかった人。

優しくするべきだった人に、優しくできなかった罪悪感が自分の中にあるのを、私は知っています。

 

私の優しさは偽善と決めて、優しくあることを禁止した自分がいるのです。

 

そんな私の物語に、少しお付き合いください。

私の物語

 

私は、小さな頃から人と足並みをそろえていくことや調和、協調性を大事にしていたようです。

けれど、私のきょうだいは、それがちょっと難しかった。
世間一般でいう『変わった子』だったのです。

私が小学2、3年生頃、近所のお姉ちゃんたちと遊んでもらいたくて、近所の公園についていったことがありました。

けれど、一緒についてきたさらに小さい私のきょうだいを、お姉ちゃんたちは嫌がったのです。

6歳近くも離れた子がいたら、自分たちの好きな遊びができなくなる。
今思えば、嫌がったのもよく分かります。

確か、ドッジボールを始めたんじゃないかな。

私は、きょうだいにあっちに行って欲しかった。
遊ぶのを邪魔して欲しくなかった。

そうしたら、そのうち、お姉ちゃんが私のきょうだいにからかって、ボールをぶつけたのです。

けれど、お姉ちゃんたちに遊んでもらいたかった私は、自分まで嫌がられるが怖かった。

 

そして、一緒になってボールを投げつけたのです。

 

うずくまって「やめて」と言って泣くきょうだいの姿が、30年以上経った今でも、私の目の前にあります。

この時、私は、とんでもないようなことをしてしまった大きな、大きな罪悪感に襲われました。

 

あの時、私は優しくない人間になってしまった。

この出来事から受け取ったもの。

 

本当は、嫌だった。そんなことしたくなかった。悲しかった。
でも、嫌われるのが、怖かった。

お姉ちゃん達と同じことをしないと、自分がのけ者にされると思った。

その方法しか取れなかった小さな私の気持ちは、今なら分かります。

本当は、一番優しくしてあげなくちゃいけないきょうだいなのに、できなかった私。

守ることよりも自分のことを選んだ罪悪感。

 

<私は優しさのない人間だ>

 

そう、心に刻んで、優しくない人間として生きることを決めてしまったのは小さな私です。

私の優しさは、偽善であり罪であると決めて生きてきたんだなぁ。

小さい頃に受け取った深い悲しみと、恐れ、後悔と罪悪感。
そして、きょうだいをバカにされた惨めさ。

全て、小さな私が作り上げたものです。

この気持ちを、心から分かってあげられるのは、<今の私>しかいません。

「ボールをぶつけてごめんなさい。」

「守ってあげられなくてごめんなさい。」

「優しいお姉ちゃんじゃなくてごめんなさい。」

「痛い思いをさせちゃってごめんね。」

「大事にできなくてごめんね。」

小さな私が、泣いています。

気づかないうちに、小さな心には抱えられないほどの感情を受け取って、ずっとずっと私の心の中にいました。

あの時の、感情を今の私が一緒に感じてあげる。

もう一人じゃないよ。
そんなあなたのことを、私は決して見捨てないよ。
ずっと、そばにいるよ。
今まで、よく一人で耐えてきたね。
ありがとう。

そう伝えて、小さな私を今の私が、ぎゅっと抱きしめてあげる。

あの時できなかったことを、今一緒にやってあげる。

本当は・・・

「ごめんね」って、謝りたかった。
「痛かったね」って、抱きしめたかった。

優しいおねえちゃんでいたかった。

自分は優しくないと信じて、頑なに頑張ってきた小さな私が安心できたら、ようやく私は、

「あなたは優しくていい子だよ。」

と、自分に言ってあげられる。

優しい自分であってもいい。

そう許可を出してあげる。

そして、

『どうせ、私は優しいし♡』

と、心から言ってあげられる自分になるのです^^

 

私の生きる道

 

小さな頃に握った信念や思い込みは、大人になってもしっかり持ち続けています。

だから、見つけたら癒す。見つけたら書き換える。を、これからも、ずっとやっていきます。

それが、私のライフワークです。

根気もいるし、地道な作業だけれど、この過程が私はとても大好きです。

小さな私を愛し直すことが、今の自分を圧倒的に愛する一番の方法だと思っています。

私は、自分の人生を丸ごと愛おしみたい♡

 

 

ありのままでいたら、あなたはどうなりますか?