こんにちは。
女性が圧倒的に愛されて人生を楽しむサポートをしています、カウンセラーの大野純子です。
本日は、私がセッション(カウンセリング)で使用している、<笑み育(えみいく)ワークシート>について詳しくご説明します。
これが、とってーーーーも優秀なワークシートで、カウンセリングをする上で、私の相棒になってくれます。
そして最終的にはお客様自身が、このワークシートを使ってセルフカウンセリングができてしまうんです!!!
笑み育カウンセリングはインナーチャイルドセラピーと、コーチングの掛け合わせです。
インナーチャイルドセラピーへの理解は様々あると思うのですが、笑み育カウンセリングには、スピリチュアルな要素が一切ありません。
脳科学に基づいたカウンセリングです!
何度かセッションを受けていただく、ワークシートのコツを掴んでしまえば、カウンセラーがそばにいないときでも、問題や悩みを自分で解決するためのセルフカウンセリングができるようになるんです。
カウンセラーに依存しないで、自分で自分のご機嫌をとれるようになる最強のツールがこの<笑み育ワークシート>です。
どのような手順でカウンセリングをしていくのか、ワークシートを使いながら実例を挙げて体感いただきますね♡
笑み育ワークシートの基本的な使い方・特徴

この笑み育ワークシートは、1〜12番までの質問に答えていくと、お客様を、モヤモヤ・イライラと、不機嫌にさせている問題を解決するようにプログラムされています。
この12個の質問が、心理カウンセリングやメンタルコーチングで質問するべき領域を見事にカバーしてくれています。
取りこぼしなく、質問することができて、お客様は、自分でも知らなかった自分に気づき、ぐちゃぐちゃに絡まった思考が整理されていくのです。
STEP1:事実と解釈の仕分け

ご相談をいただくとき、お客様は、起こった出来事<事実>も、<解釈>も、すべて混ぜこぜで話してくださいます。
だからこそ、問題解決をするためには、まずは起こった事実と解釈を振り分けることが重要です。
まず最初に、仕分けを行なっていきます。
例えば・・・
<事実>
「夫に「家事を手伝って」と頼んだら、嫌な顔をされた」
という出来事があったとします。
そして、
<解釈>
「私ばっかり負担している」
「私がやればいいと思っているんだ」
「私の頼みは聞いてもらえない」
「私のことを大切にする気がないんだ」
などと、自分自身が感じたことです。
これは、自分自身の<思考>による<解釈>です。
STEP2:思考と感情の仕分け
そして、私たちは何かに反応したときこの<思考>と<解釈>と共に、<感情>が湧きます。
感情の中でも、「悲しみ」「恐怖」「怒り」は不快です。
この例の場合だと、
「私ばっかり負担している」→怒り
「私の頼みは聞いてもらえない」→悲しみ
ですね。
この感情と思考も仕分けて、感情を言葉にできると、お客様はずいぶん楽になります。
それから、体がどんな感覚になったのかも見つめていきます。
例の場合ですと…
夫の顔を見た時に、
「怒りが湧いて、お腹が熱くなった」とか、
「怖くなって、胸がぎゅーっとした」とか、
「悲しくて、体の力が抜けた」とか、
そんな感覚も感じ取ります。
STEP3:理想と現実の仕分け、過去の出来事との照合

お客様を悩ませているのは、<現実>と<理想>のギャップです。
この例えでいくと…
理想は、夫に気持ちよく家事を手伝って欲しかった。
なんなら「いつもありがとう」と労って欲しかった。
にも関わらず、夫は「嫌な顔をした」(現実)のです。
期待に反した現実が自分を苦しめたけれども、本来は自分がどう在りたかったか。
という<理想>を明確化していきます。
この<理想>を、しっかりと言語化していくことがもっとも重要なのです。
そして、ここで過去の出来事(幼少期など)からの影響も明確にしていきます。
例でいうと、夫の反応を見た瞬間に、過去の出来事と照合して、実は思考と感情はフルで活動しています。
例えば・・・
子どもの頃、一生懸命お手伝いをしてもお母さんに褒めてもらえなくて悲しい思いをしたけど、我慢した。
とか、
お父さんに甘えると、嫌な顔をされて構ってもらえず、怖い思いをしたけど、平気なふりをした。
など。
必ずふと思い出される過去に遭遇します。
そしてその過去とは、自分の感情を押さえ込んでしまった過去なのです。
本当は、何を感じて、何を我慢してしまったのか。
ここを、しっかりと言語化していきます。
過去の経験からのパターンが、今なお影響していることに気づいていく必要があるのです。
ここを見つめられると、夫との出来事だと思っていたら、実は小さな頃の親との出来事を、今なお引きずっていたことに気づいて、お客様はびっくりされます。
この気づきがとっても大切です!
この時の感情もしっかりと癒していきます。
STEP4:手放す思考と新たに採用する思考の仕分け

STEP3で無意識に握っていた思考(過去の経験)を、意識下にあげた上で、最後にやっていくのが、思い込みの書き換えです。
例えでいえば…
子供の頃、お母さんや、お父さんの様子から、<私は存在価値がなくて愛されない>という思い込みを長らく握っていました。
そうすると、
今も夫との関わりの中でも、褒めてもらえなかったり、嫌な顔をされたりすると、<私は存在価値がなくて愛されない>と感じてしまっていたのです。
けれど、これは完全に間違った『思い込み』です。
どんな思い込みに振り回されていたかをしっかりと言語化します。
そしてさらに『新しくどんな考え方を身につけるか』を言語化して、アファメーションにして握り直します。
※アファメーションとは・・・自分自身に対する肯定的な宣言のことです。
例えば
『私は、自分の思いを伝えて、甘えれば甘えるほど愛されます♡』
みたいな感じです。
この言葉を唱えると、心がホッとしたり、ワクワクしたりするような、自分に寄り添ってくれる大切なおまじない言葉になります。
そして、最後に理想の状態であるために、自分がどんな行動をとるのかを具体化してリストにしていきます。
例えで言えば・・・
旦那さんにお願い事をする時のバリエーションをいくつか用意しておいてみます。
これまでは、断られるのが怖くて、構えちゃってそっけなくお願いしてたけど、夫を信頼するって決めて、
「お願い!助かる〜♡」
「ありがとう♡あなたのおかげ〜!」
って言ってみる。
嫌そうな顔をしたら、「何かあったの?」って心配そうに聞いてみるとか!!
今までしてこなかったパターンを開拓していく、ちょっと実験のような作業です。
行動した先に、どんな感情を得たいかワクワクしながらリストを作っていきます。
行動までを落とし込んでいくので、セッションの間だけでなく、日常生活に戻ってからも、カウンセリングが活きてきます。
まとめ:笑み育ワークシートは心強い味方

笑み育カウンセリングをワークシートの手順に沿って、体感していただきました。
ぐちゃぐちゃになっていた思考が整理されていく感じがしませんか?
そして思考や感情が視覚化できるこのワークシートは、セルフカウンセリングをするときの心強い味方になってくれます。
インナーチャイルドセラピーは、数多くある心理学、セラピーの最終手段と言っても過言ではありません。
そして笑み育カウンセリングは、このようにカウンセリングとコーチングの両方の要素を取り入れているので、お客様は本当に人生が変化していくことを体感されます。
自分が変わるのより先に、周りの人が変わるのを実感される方も多いんですよ。
私が行なっているセッションは、このワークシートを使用した<笑み育カウンセリング>の他にも、
- コーチングの要素に特化した<エミークコーチング>
- 心理分析プロファイリングである<性格分析>
- 自分を語り尽くしていただく<傾聴カウンセリング>
の4本柱でお客様の状態に合わせて行なっていきます。
ワークシートを使いこなすためのノウハウも、セッションの中でお客様に伝授していきます!
そしてこの笑み育ワークシートを考案したのは、笑み育カウンセリングの創始者であり、師匠の井上ききさんです^^
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ブログもめちゃんこタメになって、面白いです^^
このワークシートも一般公開、ダウンロード可能にしていて、とっても太っ腹な師匠です。
心理学を学んでいる人や、カウンセラーさんにこのワークシートを見せると、「う〜ん。すごい・・・」と唸っていただけます。
自慢のワークシートですよーーー!
このワークシートで、体験会やグループセッション、個別セッションを行なっています。
どうぞ、体験しに来てくださいね。