こんにちわ^^
大野純子です。
私の信じていること。
それは、人は命を終える直前、人生で最大のギフトを受け取るということ。
ある時、こんな話を聞きました。
お酒を飲んで川に入ってしまって溺れてしまった。
苦しくて、苦しくて、もがいて、もう死ぬんだと思った時、苦しさが消えて、目の前が光でキラキラして心地に包まれたと。
この方は、「まだ死ねない」って思って、無事生還されたのですが、これが俗にいう「臨死体験」なのだと思うのです。
私は、この「臨死体験」の話が、ものすごい救いになりました。
看護師の臨床経験の中で、緩和ケア病棟でも従事して、1000人以上の患者さまの人生最期の時期を見届けてきました。
その患者さまやご家族が最も恐れていたのは、「苦しむ」ことでした。
「苦しむんじゃないか」という想像が、その方達を苦しめていたのです。
人は、快楽や幸福を感じるホルモン、神経伝達物質を持ち合わせています。
ドーパミン、β–エンドルフィン、ノルアドレナリン、オキシトシン、セロトニン・・・
命の終わる直前、その物質の全てが放出されて、人はこれまでにないほどの幸福感に包まれる。
ここに、確信が生まれました。
これは極めて科学的なこと。
たとえ、自分で命の期限を決めた人でも。
どんな病気でも。
どんな場面で亡くなったとしても。
「人は、人生の最期で、これまでの人生で感じたことのないくらいの幸福感に包まれて、旅立っていくのですよ。」
関係性のできていた患者さまや、ご家族の方には科学的根拠をもとに伝えていました。
そうすると、安堵される。
同じ場面であっても、どう捉えるかで、恐怖感をもつことも、安心感をもつこともできる。
「最期の最後、この人は幸せだったんだ。」と感じられたら、その後も人生が続いていくご家族の生き方が変わると思っています。
「最期の最後、人はもれなく超絶幸せ」
これは、信じていいですよ^^
私は、信じています。