こんにちわ。
寄り添いカウンセラー大野純子です^^
よくイライラしてばかりいる人は身近にいませんか?
そんな人がいると、空気感もピリピリするし、気疲れしてしまう。
イライラしていることをアピールしてくる人や、当たってしまう人もいます。
自分がイライラを振りまいていることに全く自覚がない人もいます。
不機嫌が板についてる感じ。笑
イライラしている人を見ると、どんな気持ちになりますか?
あれ。私が何か悪いことをしてしまったのではないか・・・と心配になって、萎縮してしまう。
その人の存在が目について気が気じゃなくなってしまう。
その人が、どうやったら機嫌が良くなるか考えを巡らせてしまったり、その人がいなくてもずっと頭の中を占領されてしまう。
こんな症状出てませんか?
もし、その人の顔色ばかり伺ってしまうのだとしたら、あなた自身に人の心のお世話をしてしまうクセがあるかもしれません。
これは、小さな頃からのクセです。
小さな頃、あなたのそばにいつも不機嫌だったり、イライラをぶつけてくる人はいませんでしたか?
そんな時、あなたはどうしていましたか?
たとえば、お母さんがよくイライラしていて、いつもお母さんの顔色を伺っていたとか。
そういう時に、先回りしていい子にしていた子は、今も相手がイライラしないように先回りするクセがあるかもしれません。
自分が関係ないことで、お母さんがイライラしてる時に八つ当たりをされていた子は、今も誰かがイライラしていると自分のせいじゃないかと罪悪感でいっぱいになるかもしれません。
子どもの頃からの習慣が心や行動、言葉のくせとして、今も自分の中に根付いている。
自分よりも他人を優先するクセです。
それを、気遣いと言います。
気遣いって、すごく疲れるの。
疲弊しちゃう。
分かりもしない相手の気に意識を向けるのって、すごくエレルギーを消耗するのです。
だから、結局自分がご機嫌でいられなくなります。
イライラしたい人は、好きでイライラしていて、
イライラすることにメリットを感じて、勝手にやっている。
と、思っていただいて、全く構いません。
あなたのせいではない。
ということです。
そして、イライラというのは感情で表現するならば、<怒り>です。
怒りは二次感情なので、一次感情である悲しみや恐れの感情を感じないと、現れない感情です。
ということは、イライラしている人は、悲しさや恐れなどの不安を感じている人っていうことです。
本当は悲しさを感じていたり、怖かったり、不安だったりするのに、
その感情を適切に表現できないから、イライラという手段を使ってしまっているのです。
多くの人が、ここに自覚がありません。
イライラをぶつけてくる人は、自分の感情のお世話を人にしてもらおうってわけなのです。
これも、子どもの頃からのクセです。
自分の心のお世話をしてほしい人と、人の心のお世話をしてしまう人が出会うと・・・・
いわゆる依存関係が成立します。
大切なのは、自分の心のお世話は自分でする。
ということです。
だから、もしそばにイライラしている人がいたら、その人のことは横において、まずは、自分の心に目を向けてあげましょう。
たとえば、こんな風に自分に声をかけます。
「イライラしているのを見ると、怖いね。」
「そんな態度を取られると、悲しいね。」
そして、胸やお腹のあたりをヨシヨシしてあげてください。
イライラした人を目の前にすると、体のどこかが反応するはずなんです。
ドキドキと胸が苦しくなるとか。
みぞおちが痛くなるとか。
血の気が引くとか。
そんな感覚も、感じ取りながら、自分を抱きしめてあげるようなイメージをして見てくださいね。
フッと、体の不快症状が和らぐのを感じられるかもしれません。
イライラしている人を前にして、心が反応して、怖がったり、悲しい気持ちになっている自分に寄り添ってあげてください。
イライラしている人を前にして、平気じゃいられなくなっている自分のことも、許してあげてください。
『私は悪くない。』
その人のイライラや不機嫌は、私にはなんの関係もない。
そう線引きできると、そこでようやく俯瞰して相手のことを見られるようになります。
相手と自分に、ちゃんと境界線を引くのです。
いつでも、あなたには選択権があります。
「何かあったの?」と聞いてもいいし、相手がどうであろうと知らんふりをしていてもいいのです。
たとえ、相手が何らか責めてきたら、「気にかけてくれてありがとうーーー!助かる〜。」とか言って、かわしちゃえばいいんです。
自分の心のお世話をして欲しい人は、してくれない人には興味がありませんから、干渉しなくなっていきます。
不思議と、自分の世界からその人の存在が消えていきます。
誰かのために、自分の気持ちを我慢しないでくださいね。
自分より、優先していい人なんていませんから。
だから、イライラしてる人がいたって、あなたはご機嫌で過ごしてもいいのです。
自分に寄り添う。
これがとっても、大切です。
質問です。
あなたは、どんなふうに自分に寄り添ってあげたいですか?