こんにちわ^^
大野純子です。
今回のブログは、子どもがよく言い訳したり、誤魔化したり、嘘をつくから心配です!!
っていうお母さんに贈ります^^
子供がウソをついたらどうする?
子どものつくウソって、お母さんなら大体察しがつきますよね。
そんな時、どう対応されていますか?
「なんで、ウソをついたの?!」
と責めたり、
「そんなことを言うと嫌われちゃうよ!」
「誰からも、信じてもらえなくなるよ!」
と、脅したりしてませんか?
子どものウソを責めたり脅したりしちゃう時って、お母さん自身が怖れている時だと思うの。
それは、ウソを平気でつくような子に育ててしまったことへの怖れ。
ウソつくような子でいることで、我が子が嫌われたり、いじめられたり、孤独になる怖れ。
お母さんがそうなっちゃうのが怖くて、ついつい子供を責めたり、脅しちゃうの。
無自覚にね。
お母さんの怖れは、もれなく子どもも受け取ります。
多くの場合、言い訳やウソに、元はなんの悪意もありません。
言い訳やウソをつく理由は、
『ただ自分の願いを叶えたかっただけ』なのです。
子どもの言い訳やウソをつく理由については、
大まかに2種類あります。
1、自分に関心を向けてほしい。
2、本当のことを言っても、受け入れてもらえない。
1の場合は、目的が関心を向けてもらうことです。
怒られようが、責められようが、その子にとっては、関心を向けられたら、ミッション成功です。
反応すればするほど、関心を向けてもらえるので、ますます、大きなウソや言い訳を繰り返してしまう可能性があります。
2の場合は、本当のことを言ったら、受け入れてもらえないと思い込んでいます。
正直に、自分の行動や思いを伝えたら、怒られる。責められる。
だから、隠してウソをつくけど結局バレて、怒られるの悪循環。
2に至る前に、ありのままの自分では、受け止めてもらえなかったという悲しみや、恐れをその子が受け取っているからこそ、隠そうと、ごまかそうとしてしまいます。
それって、自分は分かってもらえない。信じてもらえない。自分のやりたいことは受け入れてもらえない。と、子どもが思っているからです。
だとしたら、
親がすることは2つ。
★関心があることを、子どもに伝わるように表現すること。
★どんな自分でも許されていると、子どもが実感できること。
です。
ウソをつかない。という社会的なルールを伝える前に、なぜ、言い訳を必死でしなくてはいけないのか。
どうして、ウソをつかなければならなかったか。
その理由を知ることが大切です。
その気持ちが分かってもらえたら、子どもは、言い訳も、ウソもつく必要がなくなります。
親ができることは、子どもを信じることです。
たとえ、ウソをついたとしても。
その根っこにある本心は、何も悪くないと、信じること。
言い訳や、ウソの先には、その子の<願い>があります。
その願いは、決して<悪>ではありません。
言い訳や、ウソのその先へ。
「本当は、どうしたかったの?」
「本当は、どう思ってたの?」
自分の願いを、言い訳してでも、ウソをついてでも叶えようとした力って、実はすごいんです。
それよりも、言い訳もせず、ウソもつかずに、我慢して、諦めちゃう子の方がずっと将来が心配です。
大野のウソ遍歴
私は、随分ウソつきな子でした。
山ほどウソをついてきました。
未だにバレていないウソも・・・・。笑
作話癖があったとかではなりません。
意図的にウソをついていました。
どんなことを言えば、お母さんにバレないか。
どうすれば、うまくごまかせるか。
そんなことばかり、考えていました。
なぜかって。
私が、したいこと、考えることをお母さんは受け入れてくれない。
そう思っていたし、実際に、いつも否定されていたように感じていました。
だから、小さな私には、ウソをつくしか手段がなかったのです。
じゃあ、私がウソをついていたことが平気だったかというと、そうではありません。
いつも、罪悪感でいっぱいでした。
私は私のことを、
『ウソを平気でつくような最低の人間』だと思っていたし、ありのままの私は受け入れてもらう価値がないと思っていました。
でも、ウソをつかないと、私は、私がしたいことを叶えることができなかった。
私らしく、いられなかった。
ウソをつくことは、私の必死の自分への愛情表現だったのです。
ウソつきは才能
私は、ウソつきだったことで、つけた能力があります。
それは、構成能力です。
ウソつくには、細かな構成ができなくてはなりません。
知恵が入ります。
どこからみても、ボロが出ないウソをつくための洞察力や、思考力、表現力は、今まさにカウンセラーとして役に立っている!!笑
どんな経験からだって、人は成長できるんだって、身をもって感じております^^
お母さんだってウソつき
子どものウソを怒るお母さんだって、これまでの人生でまぁまぁウソついてきてません??
自分が子どもの頃、ウソをついて罪悪感を沢山受け取ったからこそ、子どもが同じことをしているのをみると、過剰に反応してしまうお母さんもいるかと思います。
でもね、
言い訳や、ウソがつける子の未来は明るーーーーい!!!
だから、言い訳も、ウソも、許していい。
たとえ、ウソをついたことで誰かを傷つけたとしても、ウソをついたその理由は何も悪くないと、お母さんだけは信じて味方でいてあげていい。
だって、あなたの子ですもん♡
ウソを許したからって、ウソつくことがクセになるなんてことはありません。
ウソを本当に許してもらえたら、もう、ウソをつく必要がなくなります。
許される体験は、成長過程には絶対的に必要です。
許される中で、子どもは、自分の存在を確認していきます。
あとね、子どもはお母さんのためを思ってウソをつくこともありますからね♡
優しいウソ
昨日の夕飯は、子どもたちの大好きなサーモンのお刺身だったのですが、毎回どっちの方が大きいかで小競り合いになる。笑
食卓につく前に下の子に耳打ちします。
「あなたのサーモンの方が大きいけど、お兄ちゃんには内緒ね♡」
これだけで、妹はご満悦。
ニヤつきながら、サーモンを頬張ってました。
そんな姿が、可愛くて仕方ありませんでした^^
優しいウソは、人生を色鮮やかにしてくれると思いませんか?
ウソはついたっていい。
お母さんもウソつきになりましょう♡