こんにちわ^^
大野純子です。
今の仕事にやりがいを感じられない。
毎日疲れ切ってしまう。
こんなことなら、本当は仕事を辞めたい、、、、
けれど、働いて家計を支えなければならないし、、、、
などなど、仕事と人生に葛藤が起こっている人のためにこの記事を捧げます^^
特にね、40歳前後の女性は『私の人生はこのままでいいの?』って漠然と自分の生き方、これからの人生への不安や、不満の抑えがきかなくなるんじゃないかなって思ってます。
(大野はそうでした^^)
「このままじゃいたくない。」けど、どうしたらいいか分からない。
それは一見すると、不安や不満や不足感なんですけど、その奥にはその人の『望み』が隠れてます。
ですので、『仕事辞めたい』というネガティブな状況の中にこそ、希望があるんですね^^
仕事を辞めたいと思ったとしたら、いろんな理由をつけて仕事を辞めるという決断をしたり悩みづつける前に、自分の中の『望み』を見つけていきましょう!
辞めたいけど辞められない
あるクライアントさんも、仕事を辞めたいけれど辞められないというお悩みを持っていました。
やりがいがない。
仕事量が多い。
給料が安い。
etc…
辞めたい理由を出てくるかぎり出していくと、
「自分だけができる仕事が欲しい」
「自然体でいたい」
という望みが出てきました。
(いいですね〜^^)
けれど今の職場では「それはない」っていう状態だったのです。
望みは叶えられないって感じる状態で働くのって、辛いですよね。
この望みが叶えられていないのは、
自分だけができる仕事が欲しくても、自分には才能がない。
自然体でいると、職場の人との関係が悪くなる。
という主観が、その方の中にあるからでした。
ここすごく大切なんですけど「才能がない」も「関係が悪くなる」も、事実ではないんですね^^
そう思い込んでいるだけなんです。
私には才能がないんだ。
私が自然体であると人との関係が悪くなるんだ。
そう決めつけてしまって生きてきた理由は、過去の人生(主に幼少期)の体験の中にあります。
小さな頃、私たちは自分に起こった出来事から自分なりの教訓を作り出します。
もう二度と辛い思いをしないよう、自分を守るための教訓です。
〇〇するべき。
〇〇であるべき。
〇〇でなければならない。
〇〇であってはならない。
などなど、山ほどの教訓を抱え込んでいて、無自覚に採用して生きています。
このクライアントさんの場合は、
私は才能がありません。という諦めと、
私は自然体であってはいけません。という禁止を、自分の中の教訓にしていました。
けれど、望みは、
才能を発揮したい!
自然体でありたい!
だったのです。
思い込みと、真逆ですよね。
そうすると、ここに摩擦が起きます。
アクセルとブレーキを同時に踏んでいるようなものなので、すごくエネルギーを消費しちゃう。
だから、毎日がクタクタになっていたのです。
クライアントさんは、幼少期に「私には才能がないんだ。」と感じたり「私が自然体でいると目上の人を怒らせる」と感じる体験をされていました。
そんな体験の中で教訓を作り出して、大人になった今も無自覚に諦めたり、禁止した結果、「仕事にやりがいを見出せず、辞めたい」という現実を引き起こしていたのです。
幼少期の体験は、そのくらい今の自分の人生に深く関わっているからこそ、子どもの頃の自分(インナーチャイルド)を癒してあげることはとても大切です。
それ本当ですか?<自分の才能を見つけ出す>
ここまでくると、
あなたは、本当に才能がありませんか?
あなたが、自然体でいたら本当に人との関係が悪化しますか?
という問いに、あれ、、、、そんなことないかもしれない、、、。笑
みたいな感覚が生まれてきます。
大人になった私たちは、子どもの頃に握りしめた教訓を、思い直すことができるのです^^
才能ってその人の魅力です。
魅力って何かというと、何も誰かより特別秀でているとか、情報を持っているとかいうものじゃないんですね。
その人が、何の気なしに当たり前のようにやっている、できちゃってることこそが才能なんです!
それって、誰かにとっての当たり前ではないということ。
誰かにとっては、欲しくても得られないものなのです。
そこを自覚して働くと自分の魅力を惜しみなく発揮できるようになります^^
このクライアントさんの才能は、「ちょっとした違和感に気づける感度」と「全体を見渡せる視野」でした。
ここがずば抜けて高いんだけど、当たり前にできているから自分の才能としての自覚がありませんでした。
言われてみればそうかも、、、みたいな感じです^^
この才能があるからこそ、いろんなことに気づけるんだけど、自然体ではいてはいけない=言いたいことを言ってはいけないという禁止を自分にしていたので、違和感を見て見ぬふりをしてしまったり、伝えずに我慢してしまったことが「辞めたい」に繋がってしまっていました。
才能があるからこそ辞めたくなってたってことになりますね^^
自分の願いと才能を自覚して行動を起こせるようになると、同じ職場でも、同じ働く時間でも、同じ給料でも、景色が変わります。
そうすると、特別に何かを頑張ったり、努力したり、知識を持たなくても今のままで、すでに役に立っている自分として職場にいられます。
これって、すごく安心できますよね^^
そして、自分の本当の望みに気づくと、時には「辞めたい」と悩み続けるのではなく、「辞める」という決断につながるかもしれません。
このクライアントさんにもセッションの後、変化が起こりました。
あれから少しづつですが肩の力が抜けて仕事中もぼ〜っとしたり、前より終わった後の疲労感が軽減した感じがします。
余裕が出てきたのか年下のスタッフに声をかけたり、気遣ってあげれるようになって関係も前より近づいた感じがします。
「ぼ〜っとしているようでちゃんとアンテナは立ててますよ」と笑いながら話してたらベテランスタッフさんに「知ってるよ〜♫」って言われてびっくり。
やっぱり周りの方達は良く見ててくれているんだなぁと安心感が増しました^^
この感想をいただいた時、もう感激の極みでした。
自分の望みに気づいてあげて、自分の才能や魅力を自分自身が認めてあげると、辞めたかったはずの場所が自分の居場所になる。
クライアントさんの言うように、意外と周りは魅力に気づいてくれていたりするんですよね^^
まとめ
<辞めたい気持ちの奥にある『自分の本当の望み』に気づこう>
人それぞれ、その人だけの望みがあるはずなんです。
辞めたい理由を一度出し尽くしてみてください。
洗いざらい出してみると、「望み」がみえてきますよ^^
それは、仕事に限らずあなたの人生のテーマでもあるはずです。
仕事をしているからその望みがあるのではなく、その望みがあるからこそ、その仕事を選んでいる可能性があります。
そう考えた時、今の職場で自分がどんな存在でいたいのかがみえてきますよ。
仕事を辞めたい時って、あれこれ理由が出てくるんですけどね。
その理由を解決するために仕事を変えたとしても、それが建前の理由であれば根っこにある望みを見つけ出してあげないと、またその先の職場でも不安や不満が溜まって「ここも辞めたい」になってしまいます。
そして、私はどこにいってもダメなんだなって、自分をさらに責めちゃうし、世の中に絶望しちゃう。
自分では本当の望みにたどり着かない時には、いつでも声をかけてください^^
一緒に掘り当てます。
見つけるの、得意なんです♡
今回のテーマは、「仕事を辞めたい」ですが、これを「子育てをやめたい」や「離婚したい」に置き換えたとしても同じことなんです。何かから逃げ出したいような気持ちになった時には、そこに隠れたあなたの望みがあります。
自分の本当の望みに気づいて生きていくことは、人生をとっても豊かにします。
自分の本当の望みを、自分自身が叶えてあげましょう^^
私自身、看護師を20年近く続けてきたので、<仕事>といえば看護師のお仕事です。
その間、どれほど「やめたい」と思ってきたか。
どれほど、辞めたい理由を作り上げては、思い直してきたか。
やりがいのある仕事だと思われているのに、やりがいをもてていない時、どれほどの自分を不甲斐なく感じたか。
けれど、今なら分かります^^
『辞めたい』と感じることは、決して悪いことではありません。
『やりがいを感じられない』まま、生きていることも何も悪くない。
生きている以上、人は自分だけの『望み』を必ず持っています^^
だから、大丈夫ですよ。